

インドネシア、グアテマラからの出稼ぎ労働者受入れ要請を検討中
【ジャカルタ(ANTARA)】- インドネシアの移民労働者保護省は中米の国グアテマラからのインドネシア人労働者受入れ要請について現在検討を進めている。
アブドゥル・カディル・カルディン大臣によると、この要請はグアテマラ駐インドネシア大使のハコボ・クユン・サルゲロ氏がジャカルタの象徴を訪問した際に伝えられたという。
「我々はまず、労働者の配置プロセス、研修内容、全体的な制度を精査します」とカルディン大臣は火曜日に受け取った声明の中で述べた。
サルゲロ大使によれば、グアテマラはすでにカナダ、スペイン、カタールと労働者受入れの協定を結んでいるという。
これに対しカルディン大臣は、グアテマラの要請についてさらに検討する意向を示した。
同大臣はインドネシアがすでに様々な職種の労働者を複数の国へ派遣していると説明した。
「看護、機械オペレーション、ホスピタリティなど多くの職種に対応可能です。しかしすべての派遣は確率された基準に基づき、明確な制度の下で行われなければなりません」と付け加えた。
サルゲロ」大使との会談の中で、カルディン大臣は安全かつ合法的な海外就労制度を強化することで、インドネシア国民の保護を図っていると強調した。
「非合法なルートによる労働者の流出を抑制する制度を整備中です。こうしたルートはしばしば暴力、搾取、人身売買につながっています。これが我々の大きな課題です」と述べた。
さらに同大臣は技術的スキル、外国語能力、職業倫理を身につけるための統合型職業教育プログラムの開発にも言及した。
また海外に派遣された後も引き続き支援を行うとし、「国外にいても我々のITサービスを通じてエンパワーメント体制の一部として支援を続けることができます」と述べた。
antaranews 2025/06/18
