本サイトについて
本サイトは、新たに外国人技能実習生の活用をお考えの企業様、監理機関のご担当者様へ向け、各国認定送出機関の情報をご紹介することを目的としています。
本サイトにて紹介させていただく機関団体は、必ずしも送出数や契約の安全を保証するものではございません。
あくまで参考として活用ください。
取材について
各送出機関の掲載にあたり、ベトナム在住の弊社担当が取材を行っています。
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私はミンです。
ベトナムでは、高校生を卒業後に大学へ行く方が多いですが、私はベトナム国内ではなく、海外に留学へ行きたいと考えており、2014年の4月に日本へ留学に行きました。
日本は、アジアの中で経済的・文化にとても発展している国なので、多くの事を学べると思いました。
2018年にベトナムに帰国したのち、『送出機関』の営業部に仕事しておりました。
そこで、色々な経験が出来ましたので日本企業や監理団体に対して、送出機関の特長など様々な観点で提案できると自信を持っております。
私は、難しいことがあっても、やる気を持って諦めずに最後までやって行きます。仕事に対して、自分の為だけでなく、会社や社会のためにも一生懸命に取り組みます。 -
私はフオンです。
2014年に留学生として訪日し、大変でしたが、諦めずに自ら「頑張れ」を心がけ、毎日日本語を勉強しました。
2016年にN2を取得し、2018年から日本企業の営業本部で勤務しました。
合計6年間日本で生活し、勉強、仕事をしてきましてので、両国のことをわかっています。
前職の日本企業では、技能実習生管理と通訳をしておりました。
実習生管理の職では、日本の生活に慣れない実習生の不安を取り除くため、常に実習生や企業に安心できるように全力で働いていました。
実習生と企業の依頼、トラブル、書類作成、翻訳、通訳、ライフサポートをしっかりとやってきました。
企業では外国人の正社員が私一人だったため、常に仕事のことが頭から離れることではなく、いつもすべての責任は自分で背負う姿勢を保っていました。
この様な経験から言葉の橋渡しやコミュニケーションを育み、他者を思いやる気持ちと一生懸命物事に取り組み、任される責任感を養い、諦めず周りを巻き込む力を着けてきた事は私の強みです。
送出機関とは?
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技能実習生になろうとする者からの技能実習に係る求職の申込みを適切に本邦の監理団体に取り次ぐことができる者として、規則第25条において定められている要件に適合する機関と定められています。
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規則 第25条における外国の送出機関の要件(概略)
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所在する国又は地域の公的機関から推薦を受けている
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制度の趣旨を理解して候補者を適切に選定し、送り出す
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技能実習生等から徴収する手数料等の算出基準を明確に定めて公表し、技能実習生に明示して十分理解させる
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技能実習修了者(帰国生)に就職の斡旋等必要な支援を行う
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法務大臣、厚労大臣又は外国人技能実習機構からのフォローアップ調査、技能実習生の保護に関する要請などに応じる
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当該送出機関又はその役員が、日本又は所在国の法令違反で禁錮以上の刑に処せられ、刑執行後5年を経過しない者でない
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当該送出機関又はその役員が、過去5年以内に
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保証金の徴収他名目を問わず、技能実習生や親族等の金銭又はその他財産を管理しない
(同様の扱いをされていない旨技能実習生にも確認) -
技能実習に係る契約の不履行について違約金や不当な金銭等の財産移転を定める契約をしない
(同様の扱いをされていない旨 技能実習生にも確認) -
技能実習生に対する人権侵害行為、偽造変造された文書の使用等を行っていない
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所在国または地域の法令に従って事情を行う
その他取次に必要な能力を有する
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ベトナムの概要
正式国名は「ベトナム社会主義共和国」。細長いS字型の国土は、北に中国、西北にラオス、西南はカンボジアと接しています。
他民族国家で、多くの少数民族と共存しています。
南北に長い地形に、山脈が走り、縦横無尽に川が流れているため、さまざまな気候や景色を味わえます。
- 日本からのフライト時間
- 日本からホーチミンシティ、ハノイ、ダナンに直行便があり、所要は約5時間~6時間。
- 時差
- 日本との時差は-2時間。日本が正午のとき、ベトナムは午前10時。
- 入出国とビザ
- 15日以内の観光目的ならビザは不要。帰りの航空券を提示します。パスポートは6カ月以上の残存期間が必要です。
なぜベトナムから多くの技能実習生がやってくるのか?
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人柄・考え方・宗教などが、周辺諸国と比べても日本と近いこと
ベトナム人は真面目で勤勉、我慢強い、協調性を大事にするなど、日本人と多くの共通点があります。食文化も日本と同様で、米や麺を主食とします。宗教も日本と同じく仏教。その上、日本と同じ「大乗仏教」という宗派であり、戒律が緩い大らかな宗教となります。
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国全体として農業就業者が多く、ハングリー精神が強いこと
ベトナムは全人口のうち50%弱が農業関連従事者ですが、近年減少傾向にあります。ベトナムの若者の強みはベトナムの工業化・現代化に貢献しようという固い決意があること、そして技能実習生として日本で仕事をしながら技術を身につけたいという強い希望を持っています。
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日系企業も多く進出しており、親日感情が強いこと
ベトナムには1848社の日本企業が進出しています。(2019年7月時点)ベトナムの生活には日本メーカーのバイクや食品等、日本のもので溢れかえっています。日本製品の信頼性は高く、その品質の高さから人気を集めています。
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勤勉で手先が器用なこと(識字率も96.7%と勉強の環境は整っている)
ベトナムの若者の多くは、「頑張って高い給料をもらって、家族を養おう」と考える傾向にあります。言語スキルがあると外資系企業に勤めることができ、より高い収入を得れるため、様々な言語を複数学ぶ人もいます。また、ベトナム人は手先が器用な人が多く、伝統産業の刺繍やネイル等で活躍する人も多くいます。
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自己主張があまり強くなく、
上司や先輩を尊重する考え方を持っていることベトナムは日本と同じで儒教が発達した国で、年配者を敬い大切にします。そのため、バスや電車などの公共機関でお年寄りに席を譲るのは当然のこととされています。同様にビジネスでも上下がはっきりとした縦割り社会で、上司や先輩を尊敬する文化があります。
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政治が安定しており、国外へ安心して出稼ぎへ行けること
近年、テロやデモといった大きな出来事は起こっておらず、安定した政治となっています。5年に一度の共産党大会が2016年に開催され、ドイモイ(刷新)路線の継続と国際経済への積極的な参入が掲げられました。また、1991年から行っている労働者海外送出制度により、積極的に労働者を海外に送出ています。