モンゴル

面積 約156.4万平方キロメートル(日本の約4倍)
人口 約350.5万人
首都 ウランバートル
民族 モンゴル人大多数、その他カザフ人等
公用語 モンゴル語
宗教 チベット仏教他
日本総在留者数 約19,490人(令和5年度時点)
実習生在留数 約2,636人 全体の約0.6%(令和5年度時点)
特定技能在留数 約902人 全体の約0.4%(令和5年度時点)
認定送り出し機関数 70
主な技能実習送り出し職種 建設43%、食料品製造15%、機械・金属9.6%
主な特定技能送り出し職種 介護44%、建設18%、農業11%
平均収入 月額729ドル(約113,000円)
日本までの距離(成田まで) ウランバートル:約5時間
モンゴルの特徴
標高約1,500Mの高原地帯に広がる広大な草原が面積の大半を占めており、北をロシア、南を中国という2つの大国に囲まれている内陸国家。古くは遊牧民によって栄え、近年では豊富な鉱物資源や牧畜産品の輸出によって急激な経済発展を遂げている。遊牧民族の定住化が進む中で、首都ウランバートルへの人口の一極化が顕著になっており、都市部を囲むように郊外で遊牧民族の伝統的な移動式住居「ゲル」を設置して定住している人口も一定数いる。
モンゴル技能実習生の特徴
ODAによる日本の援助、相撲でのつながりから親日家が多く、海外出稼ぎの選択として日本は上位に位置する。非常に勤勉で体力仕事を得意とする傾向があり、特に既に在留している男性の実習生は建設や製造業等での活躍が多く見受けられる。一方で大学進学率が約65%で日本よりも高く、プライドを傷つける発言や適切なキャリアアップ体制の整備には注意が必要。また国内の経済発展による賃金上昇や、韓国などの出稼ぎ国として人気な他国の影響から、求人条件の調整が必要となってくるケースがある。
モンゴル送出機関の特徴
多くの送り出し機関は人口が半分から約3分の2ほど集中している首都ウランバートルに拠点を置いている。教育や募集は日本語学校と連携をして行うことが多く、送り出し機関選定にはパートナー学校を併せて確認が必要。また特定技能の送り出しは現在モンゴル労働・社会保障省労働福祉サービス庁(通称:GOLWS)を通してのみ可能。
送り出しフロー

技能実習生:
一般的な技能実習生の申請フローになります。
面接→認定計画をOTITに提出→出入国在留管理局に在留資格申請を提出→現地で査証申請→入国

特定技能:
受入機関がモンゴルから特定技能生を受け入れる場合、モンゴル労働・社会保障省労働福祉サービス庁(通称:GOLWS)との間に人材募集に関する双務契約を締結することが求めれらています。締結完了後GOLWSのデータベースより「特定技能モンゴル人候補者表」のアクセス権が付与され、受入機関は候補者を選任後GOLWSを通じて本人と連絡や面接の設定を行います。内定後GOLWSを通じて雇用契約書の取り交わしを行い、日本側でCOEの交付申請を行います。COE発行後、特定技能候補者はGOLWSに対して査証申請代理手続を委任し査証申請を行うとともに、GOLWSが実施する出国前研修を受講後入国が可能となります。
既に日本に在留しているモンゴル国籍の方を特定技能として受け入れる場合、雇用契約書の締結後在留資格変更許可申請を行います。在留資格変更後、GOLWSに雇用契約等の登録を行い、本登録完了の証明書が交付された後入社が可能となります。

対応職種

技能実習

特定技能

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