ネパール

面積 約14.7万平方キロメートル(日本の約0.4倍)
人口 約3,050万人
首都 カトマンズ
民族 パルバテ・ヒンドゥー、マガル、タルー、タマン、ネワール等
公用語 ネパール語
宗教 主にヒンドゥー教、その他仏教、イスラム教など
日本総在留者数 約176,000人(令和5年度時点)
実習生在留数 約2,199名 全体の約0.5%(令和5年時点)
特定技能在留数 約4,430名 全体の約2.1%(令和5年時点)
認定送り出し機関数 206
主な技能実習送り出し職種 未公表
主な特定技能送り出し職種 介護、外食、農業
平均収入 月額210ドル(約32,000円)
日本までの距離(成田まで) カトマンズ:約9時間
ネパールの特徴
ネパールの国土は中国とインドという2つの大国に囲まれた内陸国であり、また国土の約8割をヒマラヤ山脈を始めとした丘陵・山岳地帯が占めている。美しい山岳の風景とは裏腹に、地形や自然災害の影響で国内インフラ開発が乏しく、隣国のインドを始めとした海外への出稼ぎ者や留学生が多いことが特徴。毎年9~10月ごろに2週間(ヒンドゥー暦による)ほどダサイン祭りが開催され、この時期は国民の祝日にも指定されており国内外からの帰省者が集中する。
ネパール技能実習生の特徴
公用語のネパール語以外にも100以上の言語があること、一部学校での英語教育が盛んなことからネパール実習生の語学習得能力は比較的高いといえる。またネパール語と日本語の文法が近いことから日本語習得スピードも速い。ネパールのGDPの約30%が海外送金で成り立っていることからも、母国への送金・家族との絆が非常に固い反面、家族と過ごすダサインの時期には一斉に帰省希望が出るため管理面での注意が必要。
ネパール送出機関の特徴
全体的に日本への実習生の実績は少ないものの、多くの送り出し機関の前身は留学生向けの日本語学校や他国向けの送り出し事業を行っていた運営母体が多い。ほとんどの送り出し機関は首都カトマンズや第2の都市ポカラに集中している。手続き面などのノウハウの蓄積が他国に比べて少ないものの、近年日本への技能実習・特定技能で入国者が急激に増えていることからも今後の成長に注目が集まる。

対応職種

介護

技能実習

機械加工

水産加工

特定技能

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