スリランカ

面積 約6.6万平方キロメートル(日本の約0.17倍)
人口 約2,204万人
首都 スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
民族 シンハラ人大多数、その他タミル人、スリランカ・ムーア人等
公用語 シンハラ語、タミル語
宗教 仏教、ヒンドゥー教、イスラム教他
日本総在留者数 約47,000人(令和5年度時点)
実習生在留数 約1,413人 全体の約0.3%(令和5年度時点)
特定技能在留数 約995人 全体の約0.4%(令和5年度時点)
認定送り出し機関数 111
主な技能実習送り出し職種 建設27%、食料品製造24%、農業12%
主な特定技能送り出し職種 飲食料品製造40%、製造業24%、建設11%
平均収入 月額150ドル(約22,500円)
日本までの距離(成田まで) コロンボ:約9時間30分
スリランカの特徴
紀元前から2000年以上続いたシンハラ王朝の文化が根強く残るインド洋に浮かぶ島嶼国家。英国による植民地支配の影響から、「セイロンティー」として全世界で親しまれている紅茶の生産が盛んに行われており、国家の主要産業の一つとなっている。近年経済破綻を経験しており、経済情勢の不安から海外への人材の流出が目立っており、中東やマレーシアなどへの出稼ぎ者が増えています。対日関係においては、太平洋戦争終戦後、サンフランシスコ講和会議にて故ジャヤワルダナ元大統領が対日賠償請求権を放棄したことを皮切りに、ODAを通じた国際交流が盛んに行われており、親日感情から日本への出稼ぎを希望する者も増えている。
スリランカ技能実習生の特徴
スリランカの公用語であるシンハラ語は日本語に類似している点がいくつかあり、他言語に比べ日本語の発音に比較的近いことや基本構文が「主語+目的語+述語」のためスリランカ人にとって習得しやすい言語である。また英語も公用語の一つとして使用されている地域もあり、比較的多くの人々が英語を話すことができる。スリランカには8つの世界遺産を有していることなどから観光産業が盛んであり、英語を使いながらの宿泊業や外食業に向いている人材も多いことが特徴。
スリランカ送出機関の特徴
主要都市のコロンボや首都スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテを中心に西側の都市部付近に広く点在している。仕事をしながら日本語学校に通い、語学を学ぶ方が多いため対面学習だけでなくオンラインでの学習を活用している送り出し機関も多い。技能実習、特定技能ともにサービス業が盛んであることや高齢者を敬う文化から外食業や介護での送り出しが多くなっている。
送り出しフロー

技能実習生:
一般的な技能実習生の申請フローになります。
面接→認定計画をOTITに提出→出入国在留管理局に在留資格申請を提出→現地で査証申請→入国

特定技能:
受入機関がスリランカから特定技能を受け入れる場合、送り出し機関の利用は任意であり、直採用を行うことも可能です。受入機関とスリランカ国籍の方で雇用契約の締結後、COE申請、査証申請が完了した後、スリランカ海外呼応促進・市場多様化担当国務省海外雇用局(SLBFE)に対し、オンラインで海外労働登録を行います。その後2日間程度の出国前オリエンテーションを受講の後入国が認められます。

受入機関が既に日本に在留しているスリランカ国正規の方を受け入れる場合、雇用契約の締結、在留資格変更許可申請の後、SLBFEに対し、オンラインで海外労働録を行うと就労が可能となります。

対応職種

技能実習

特定技能

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