ハノイ、5年連続でベトナムで最も物価の高い都市に
ベトナム統計総局(GSO)によると、2023年にベトナムで最も生活費が高かったのはハノイで、
ホーチミン市、クアンニン省、ハイフォン市が続いた。
ベトナムの空間別生活費指数で首都がトップの座を占めるのは5年連続となる。
2023年、ホーチミン市の一部の商品の平均価格はハノイ市よりも低かった。
例えば、アパレル、帽子、履物の価格はハノイ市の81.99%、文化・教育・観光サービスは91.87%、
ケータリングサービスは94.12%、家電製品は94.93%であった。
ベトナム南部経済の中心地では、ハノイに比べて価格が高い商品があることがわかった。
具体的には、ホーチミン市の教育サービスは16.86%、飲料・タバコは14.52%、ハノイのそれよりも高かった。
クアンニン省の生活費はハノイの97.94%に相当し、3位にランクインした。
GSOによると、クアンニン省は近代的なサービスと産業を持ち、ダイナミックな観光地であり、
海洋経済の中心地であり、北部地域への玄関口である。
ベトナム南部のベンチェ省が最も生活費が低く、北部のナムディン省、北中部のクアンチ省がそれに続いた。
空間別生活費指数は、全国の地方間における消費財・サービスの価格格差を反映している。
ベトナム統計総局は、食品・飲食サービス、飲料・タバコ、衣料品・帽子・履物、
住宅・電気・水道・燃料・建材、家電製品、医薬品・医療サービス、輸送サービス、
教育サービス、文化・娯楽・観光サービス、郵便・通信サービス、
その他の商品・サービスを含む11の主要消費財・サービスグループの価格に基づき、
地方別の空間別生活費指数を算出した。
[Tuoi Tre News 2024/04/02]