ベトナム人労働者の平均月収7.4%増
2024.07.08
ベトナム統計総局によると、今年上半期の労働者の平均月収は750万ベトナムドン(約295USD)に達し、前年同期比7.4%増となった。
この増加は、17.4%増の水処理・産業廃棄物業、15.2%増の発電業、10.6%増の金融・銀行・保険業、6.9%増の不動産業など、ほとんどの部門で見られた。
今年上半期の労働市場は、前年同期比19万5700人増の5140万人に拡大した。
しかし、現在106万人の生産年齢人口が失業しており、これは労働人口の2.27%に相当し、この割合は昨年と変わっていない。都市部の失業率は農村部の1.5倍である。
また、労働者の70%以上が訓練を受けておらず、労働者の質の改善の必要性が浮き彫りになっている。非正規労働者は依然として雇用労働者の65%以上を占めており、労働市場は回復の兆しを見せているものの、依然として不安定であることを示している。
今年1~6月の平均消費者物価指数(CPI)は、2023年の同時期と比べ4.08%上昇した。この上昇は、4%上昇した食品・飲料部門の価格上昇など、いくつかの要因によるものである。
住宅、公共料金、建設資材の指数は5.5%上昇した。教育分野は、2023-2024年度の授業料が一部の地方で上昇したため、8.58%の上昇となった。医療分野も7.07%上昇した。
[evnexpress 2024/07/06]