自費ベトナム人留学生の80%が帰国せず
2024.11.04
自費で海外留学するベトナム人学生の最大80%は、留学期間が修了した後も母国に戻らず、海外でより高い給料とより良い福利厚生を求める選択している。
外務省領事部が火曜日に発表した報告書によると、海外で教育を受けるベトナム人学生の数は毎年増加しており、現在25万人以上が外国の教育機関に在籍しているという。
そのうち、毎年約1万人の学生が自費で学費を賄っており、2017年から2022年にかけては6,800人が奨学金を受け取っており、その多くはロシアとハンガリーの学生たちである。
同領事部のPhan Thi Minh Giang副学部長は、ベトナムに帰国する学生の数に関する正確な統計はないが、卒業生の70~80%が帰国しないことを選択していると推定されると述べた。
2022年に12の地域で実施された調査によると、海外で勉強している8,850人の学生のうち、ベトナムに帰国したのはわずか1,160人だった。この数字は2023年には543人に減少した。
Giang氏は、この「頭脳流出」について懸念を表明し、その理由として外国での高給、魅力的な福利厚生、有利なビザ政策を挙げた。
彼女は、就職活動を容易にするために留学生の居住ビザを卒業後18か月まで延長できるドイツを例に挙げた。
Giang氏は、より多くの帰国者を引き付けるためには包括的な改革が必要であると強調した。
ICEFモニターによると、ベトナムは現在、海外留学生数が最も多い国トップ10に入っている。
韓国法務省の報告によると、韓国だけでもベトナム人留学生は86,000人に達し、最大の留学生コミュニティを形成している。
vnexpress 2024/10/31