

国家統計局:8月の16〜24歳失業率は18.9%(在学中学生を除く)
澎湃新聞記者:滕晗
2025年9月17日 16:09
出典:澎湃新聞
国家統計局は9月17日、年齢層別の失業率に関する8月の統計データを発表した。
8月の全国都市部における**在学中学生を含まない16〜24歳労働力の失業率は18.9%となり、前月より1.1ポイント上昇した。
同じく25〜29歳の失業率は7.2%**で、前月比0.3ポイント上昇。
**30〜59歳の失業率は3.9%**で、前月と同水準だった。
16〜24歳と25〜29歳の失業率はいずれも2カ月連続で上昇している。
また、8月の**全国都市部調査失業率は5.3%**で、前月比0.1ポイント上昇。前年同月と同じ水準だった。
国家統計局の報道官であり総経済師・国民経済総合統計司司長の付凌暉氏は次のように述べている。
「例年7〜8月の卒業シーズンには、全国都市部の調査失業率が季節的に上昇する傾向がある。その後、卒業生の就職が進むにつれて失業率は次第に低下する。今年の場合、8月の都市部調査失業率は5.3%と前月比で0.1ポイント上昇したが、これは新卒者が一斉に学校を離れ、労働市場に参入したことが主な要因だ。前年同月と同水準にとどまっていることから、雇用情勢は全体として安定していると言える。」
なお、国家統計局は2023年12月以降、年齢層別失業率の統計手法を改定。現在は在学中学生を除いた16〜24歳、25〜29歳、30〜59歳の労働力失業率を公表している。
同局は次のように説明している。
「在学中学生を除いた16〜24歳労働力失業率を公表することで、実際に就労を必要とする若者の雇用状況をより正確に把握できる。また、新たに25〜29歳のデータを加えることで、卒業から安定した職に就くまでの若者の雇用全体像をより包括的に示すことができる。」
責任編集:劉秀浩
画像編集:李晶昀
thepaper china 2025/09/17
